コミュニケーションについての雑感① 「はじめに」
小学校教師・いろんな世代の家庭教師、そして就労支援施設で20代~50代の方々と関りをもたせて頂いて現在62歳
その間、コミュニケーション(人間関係)の相談はいつも受けていました。
でもそんな時に正直にまずお話ししていたのは、自分が幼少期から体が弱くて扁桃腺などを腫らしていて幼稚園も半分以上休んでいた事。友達と外遊びもほとんどしたことがない事・・・小学校中学年以降は運動ができないなどのこともあって、クラスでいじめを受けて、まともな仲間もいなかったこと。それは中学卒業まで続いたこと等々でした。
早い話が、同じ年頃との対人経験がほとんどなく育ったんです。だから人付き合いは大の苦手。
苦手というよりも、いつも教室での邪魔者になっていて、誰かが話しているわきを通っただけで「ちかよってくるんじゃないよ!」と冷たい視線をとばされる。好きな者同士組みなさい と言われても誰とも組めずいつも一人。クラスでのチーム分けで とりせ(代表二人がジャンケンをして好きな子をスカウトしていく)でもいつも余って引き取り手がいない。伝統遊びの時間に はないちもんめ をすれば私一人だけが残って、「あの子が欲しい」のところでクラス全員が「お前はいらね」といって大爆笑されるとか・・・
だから自分は生まれてきてはいけなかったんだ、人と関わってはいけないんだ・・・・ってずっと思っていました。それこそコミュニケーションどころではありません。大勢の人も大の苦手。社会人になってお付き合いの宴会があってもいつも一人離れて「早くおわらないかな・・・」という感じだったし、二次会でカラオケ、なんていっても行きませんでした。
大学や職場でもそれなりにいい付き合いをしてくれた仲間もいましたよ。でも、できるだけ一緒にどこかでというのは断っていましたね。私がいなければ、もっとみんな楽しく時間を過ごせるだろうという想いがあって。
そんな私が 教育者 という立場になって、何十年もの間、コミュニケーションや人間関係について相談をうけるようになったのですから人生何がおきるか分かりませんね(苦笑)
じゃあ、相談を受けるようになったから、それなりにコミュニケーションができるようになったのかと言われればそんなことはありません。やはり苦手。無理しようとすると心拍数が急上昇し、呼吸も著しく乱れます。
そんな風に私が 人間関係が超苦手 と分かっていても・・・分かっているから?・・・相談をしてきてくれるとうのが実態です。もっといえば「こうすればいい」という助言が出来ないのがかえっていいのかもしれません。一緒に考えるしかないから
いろんな方々と語り合ってきて、以前と大きくかわってきたんだろうなと感じるのが「社会性」と「社交性」を同じに考えるようになってきているということですかね。
そしてさらに最近感じるのは「自分の気持ちを伝える」「相手の気持ちが分かる」どちらの場合も「100%」を想定しているように思います。
このあたりのことを丁寧に話すようにしている、というのが最近の流れですね。
*気の向くままに書いていくので、何回続くかはわかりません。
またツイッターや個人ラインに寄せられたコメントなどをもとに話があちこちに飛ぶことも予想されますが、そのあたりのことは私のいつものことですので、ご了解ください
*上原先生などの言葉による、ちょっと専門的な内容も時折まぜる予定です
*最終的には「英語(早期)教育」を通してのことにも発展させていくつもりでいます。